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チャイルドシートの取り付けに関する警告ラベルの図柄が統一の解説

どうも こんにちわ 今回はシートの前にエアバッグが装備された座席にチャイルドシートを後ろ向きに取り付けると、衝突時に展開したエアバッグによってチャイルドシートの乗員に危険が及ぶ可能性があり、その危険性を示す警告(絵、文字等)ラベルが国際基準において統一されることを踏まえ、我が国でも関連告示等の改正を行うので簡単に解説をしていきます。

 

 

 

 内容

 

自動車局では、自動車の安全基準等について、国際的な整合を図りつつ、安全性等を確保するため、順次、拡充・強化を進めています。
 今般、座席ベルトに関する国際基準(協定規則第16号)等の改正案が、国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム(WP29)において採択され、シートの前にエアバッグが装備された座席にチャイルドシートを後ろ向きに取り付けた場合の危険性を示す警告(絵、文字等)ラベルが統一されることとなりました。また、自動車が前面衝突した際のシートベルト機能試験に関する改正等が行われることとなりました。これらを踏まえ、我が国でも、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示等の改正を行いました。

 

 

 

 

簡単に説明をするとチャイルドシートを装着するにあたりエアバックがついている座席だと後ろ向きにチャイルドシートを付けるとエアバック展開時に危険性がありますよーーって警告ラベル図柄が統一されることになりました。原則として規定された内容以外の表示は禁止するよーとの内容です。

 

 

 

 

 

公布、施行日

 

公 布:令和元年5月28日

施 行:令和元年5月28日

 

 

 

まとめ

以上がチャイルドシートの警告ラベル統一の解説でした。

背景は国際基準の統一をうけての改正だそうです。日常にはあまり関係無いかもしれませんが改めてチャイルドシートの設置の位置で万が一の時に子供の安全が脅かされるかもしれないということを把握していただければと思います。

 

 

 

出典:https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha07_hh_000304.html