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【一級整備士学科試験対策】ハイブリット車 単発で覚えておく項目2

どうもこんにちわ 今回は前回の記事に引き続き一級自動車整備士学科試験のハイブリット車での覚えておいたほうが良い項目を抜粋して記事にしておきます。こちらも試験前の確認として見ていただければ幸いです。

 

前回の記事はこちらからご覧ください。

 

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今回は単発の単語というよりは出題されそうな文脈系をしぼります。

試験前の流し見の参考にしていただければと思います。

 

 

 

ページ

 

自動車新技術 12P~36P

 

覚えるべき文章

 

 

・牽引時の注意

前輪が接地した状態で牽引を行うと破損や湖沼の状態によってはモーターが発電し漏電による火災の恐れがあるので前輪or4輪とも持ち上げた状態で牽引する

 

・4輪接地時の注意点

やむを得ず4輪が接地した状態でロープにより牽引する場合は30km/h以下でレッカー車までの移動などできるだけ短い距離とする。

IGはアクセサリシフトはN(ニュートラル)にして車両に異常を感じた場合は直ちに牽引を中止する

 

・事故車移動後の処置

路面の液漏れがある場合強アルカリ性の電解液の恐れがある為ゴム手袋、保護メガネを着用してこぼれている液を赤色リトマス紙に含ませて青色に変化したときは飽和ホウ酸水で中和し青色に変化しないことを確認後ウエスで拭き取る

 

・事故車補修時の注意事項

電解液が直接皮膚に触れた場合、飽和ホウ酸水又は多量の水で洗い流す。

汚染した衣服はすぐに脱ぐ。

万が一目に入ったときは大声で救援を求め、目を擦らずに直ちに多量の水で洗い流し、専門医の診断をうけること。

 

・絶縁手袋

使用前にひび・割れ・破れ・その他損傷がないことを息を吹き込んで確認

息が漏れる場合は使用をしない。漏れていない場合も手袋の内部が湿潤している為、少し時間をおいてよく感想させてから手袋を使用する。

 

・整備モード

停車中でエンジンを連続運転させる必要がある場合はシステムを整備モードに切り替えて行う。(前輪のみ回転させる場合も)

注意点

アイドリング回転は約1000回転。アクセスペダルを踏むと約1500回転~2250回転まで回転が上昇する。

整備モード時ダイアグが記憶されるとマスタウォーニングは点灯するがマルチセンタディスプレイの警告灯の以上表示は行われない。整備モード作動中にマスタウォーニングが点灯した場合は整備モードを停止してダイアグの点検を行う。

 

 

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まとめ

 

以上が単発で覚えておく項目です。

ここの項目も試験前にちょっと読み流す程度で大丈夫だと思います。青文字の部分は特に頭に入れておいたほうがよいかと思います。

 

 

おわり

 

 

その他の学科記事はこちら

 

 

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