一級整備士の診療所

国家一級整備士が整備士のための有益な情報を発信する場です。故障事例や整備士試験攻略法などもあります。

【スポンサーリンク】

国家一級自動車整備士 口述試験対策 合格への手引き3(問2整備説明)

どうもこんにちわ 今回は国家一級整備士の口述試験の問2の整備説明の解説をしていきます。

私が受験した際に気を付けたことなども記載してありますので是非とも読んでみてください。


目次

 

今回は問2の整備説明を解説していきたいと思います。

問1同様、内容と概要は過去記事に記載してありますのでもしよろしければどうぞ♪

 

 

 

思考時間にやるべきこと

 

 

・問題を読む

 

できれば蛍光ペンなどで読んだところをラインで引いて確実に読んでいるかをチェックしながら読む(私はそうしていました)もしくは読むにあたって重要なところをにラインを引いておく。

 

時間がない緊張するので普段簡単に読める文章が勘違い、読み飛ばしが生まれる可能性を考慮しラインを引きミスを減らしましょう。

 

 

・問題用紙にメモを書き込む

 

基本的に問2は記録簿を用いて説明をします。

なのでご用命の内容説明する順番など記録簿に書いていない項目を自分なりに分かるようにメモするようにしましょう。

 

私が実際に行った記録簿への書き込みを紹介します。

 

故障のご用命(時々エンジン始動しない)を書くことで説明するときに問題用紙を確認することなく説明を行えるようになります。

 

説明の順番(修理の結果→交換した項目→調整、測定のある項目)を1、2、3のように数字で説明する順番を書く

問題用紙に説明する順番が書いてありますのでその順番通りに説明を行うようにしましょう

 

・調整、測定の数値のある項目に線を引き基準値などをメモする(基準値co1%以下、HC300PPM以下など)

 

交換部品はお客様の依頼なの了承を得て交換したのか(説明の過程で、交換部品の説明をするときに○○様のご依頼により××をお取替え致しました。と説明できるように)

 

f:id:tomen1001:20200409165046j:plain

 問題用紙へのメモのイメージはこんな感じです。

 

 

試験官からの設問の答えを考えメモする

間違えても減点にはならないので仮に分からなくても気を落とさないで問題にのぞもう。

 

 

整備説明

 

試験時間が5分しかありません。

なので普段のようにお客様に対する接し方で説明をするとまず試験時間内に終わりません。

時間配分を考えて説明できるようにしましょう

 

   スポンサーリンク    

 

注意すべき点

お客様に対する話し方を(敬語)

試験官をお客様にみたてての試験なのでタメ口ではなくきちんとした敬語で説明を行うようにしましょう。

本当かはわかりませんが、あまりにもひどいと減点になる可能性があると振興会の人に聞いたことがあります。

 

 

略称を使わない

 

パーキング

→パーキングブレーキレバー

 

プラグ

→スパークプラグ

 

エアクリ

→エアクリーナーエレメントなど

 

単位を正確に言う

200KP→ニヒャクキロパスカル

 

CO0.1%→シーオーレイテンイチパーセント

 

5.5mm→ゴーテンゴミリメートル

 

4.5L→ヨンテンゴリッターなど

 

基準値の~という

パーキングブレーキレバーの引きしろを7ノッチから基準値の4ノッチに調整を行いました。など

 

説明する順番

問題文に説明する順番が記載されているので順番通りに説明をしましょう。

 

1、修理内容の確認結果について(記録簿右上)

2、交換した項目(記録簿右下)

3、調整、測定の数値がある項目

 

 試験の都合上の留意する点

 

近年の問題は問題文に下記の留意する点がかいてあるのでよく読んで問題に挑戦しましょう。

  • 記録簿、問題用紙を試験管に向けて説明する必要はない
  • 記録簿に必要事項を書き込んでもよい
  • 整備保証の適用、整備料金の説明は行わなくてよい

 

 

試験官からの質問

 

間違えた答えを言っても減点にはならないので分からなくてもなにかしら答えてみましょう。

 ※質問も記事にしてみましたので参考にしてください

 

 

 

まとめ

練習さえすれば確実に高得点がとれる問2なので時間内に終わるようにひたすら練習をしましょう。

 

できれば自分以外に2人以上いる場面で音読をして練習することをオススメいたします。(試験管と客観的にみてどこが悪かったか把握する人)

 

私は時間的に厳しいところがあったので気持ち早口でしゃべることを心掛けました。

 

 

問1の記事は下記からご覧いただけます

 

 

 

 

 

 

 どの他の記事はこおちらからどうぞ

 

www.kuruma1001.com