スズキ 完成検査に関わるリコール の個人的考察
目次
概要
スズキは18日、ブレーキなどの検査不正問題を受け、保安基準に適合しない恐れがあるとして、軽乗用車「スペーシア」など29車種計約202万1500台(2015年5月~19年2月製造)をリコール(回収・無償修理)すると国土交通省に届け出た。
対象車種
対象車種はワゴンR、ハスラー、アルトなど。詳細は下記のスズキのページより確認ください。
www.suzuki.co.jp
要約
要するにスズキの新車を販売するにあたって法律(保安基準)に満たない可能性がある車を完売してしまった可能性があります。確認をさせてください
なんでそうなってしまったかというと
任命されていない検査員(検査補助者)が合否判定を行う等、完成検査工程における合否判定が不明確であったため、道路運送車両の保安基準に関する検査が適切に行われていなかった可能性があります。
とのことです。
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改善、対応
全車両、指定整備工場において点検および自動車検査員による確認を行い、道路運送車両の保安基準に関する不具合が認められた場合は是正します。
なお、認証工場において点検(保安基準に関する不具合が認められた場合は是正)を行った場合は、暫定措置とします。
感想考察
新車時に行う完成検査(簡単に言うと車検)を無資格者が合格とした・・・。
車検の中にはライトの光度、高さ、排ガス、もありますがブレーキの力(制動力)も検査の内容に含まれています(他にもあるけど)
しかもブレーキの力に関しては本来後輪ブレーキとサイドブレーキは別物でブレーキの力を出すのに同時に作動させて正常なブレーキの力がでているかわからない状態で検査し合格としたとのこと・・。
スズキディーラーの方にもお話をお聞きしましたが・・「ご迷惑をおかけしてもうしわけございません。と言って細かく内容を説明していただきました。」
リコールは自動車メーカーが不具合があります。と、国に届け出をだしてディーラーが作業を行いディーラーはメーカーからお金をもらう。
リコール自体は部品が年数をたってから不具合がでるものなどもあるので寛大な目線で見るにしょうがないものだと私は思っています。早急の対応をしていただければ・・。(リコール隠しで会社潰れかけますし)
ですが今回の案件は部品ではなく人の行為によるリコールなのでとても残念です。会社の体制やら慢心やら原因はわかりませんが今後信頼を取り戻せるように頑張ってもらいたいです。
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